雨や湿気のせいで、気分までジメジメしがちなこれからの梅雨時期。整理収納アドバイザーの高岡麻里恵さんによると、ちょっとした収納の見直しや習慣の手放しで快適さに大きな差が生まれるそうです。そこで今回は、高岡さんの梅雨の時期にやめてよかった・やっててよかった収納アイデアについてご紹介します。
すべての画像を見る(全8枚)やめてよかったこと1:傘立てに戻していた「濡れた傘」
濡れた傘などはカビやにおいの原因になります。そこで、“乾かしてから収納”を徹底したことで湿気が多いこの時期の暮らしも快適になりました。
この時季、わが家では除湿乾燥機を玄関に置きっぱなしにしています。そのため、時間があるときは、傘やレインコートを除湿乾燥機を使ってしっかり乾かしています。
反対にあまり時間がないときは、玄関に設置しているつっぱり棒の「DRAW A LINE」を一時置きして、レインコートなどを乾かしています。
ちなみにこのつっぱり棒は、梅雨時期以外でもさまざまなシーンで大活躍。冬場はアウターがけで使用し、夏場は帽子かけとして使用しています。
やめてよかったこと2:ぎゅうぎゅうづめの「収納ケース」
パントリーの食材や、クローゼットなど無意識につめ込みすぎて余白がない…なんてことになっていませんか? ぎゅうぎゅうにものを入れていると、湿気がこもりやすくなり、カビの原因にもなります。
そこで、パントリーはこのタイミングで冬場に購入した乾物や缶づめなど食品を見直すようにしています。
賞味期限が過ぎているものは処分し、賞味期限の近いものは早めに消費できるよう手前に収納。こうすることでわかりやすくなり、管理もしやすいです。
また、クローゼットは、涼しい素材の衣類に衣替えするタイミングで全然着なかったもの、汚れが取れないもの、ダメージが大きいものを整理しています。収納に余白をつくることで風とおしがよくなり除湿対策にもなりますよ。
やめてよかったこと3:つめ込みすぎた「靴箱」
靴箱もつめ込みすぎに注意したい場所です。わが家では、靴のカビ対策のために、最近はいていない靴の整理や、冬物の靴を場所を変えて収納することで靴の量を減らしました。
靴箱の全体量を減らすことで、風とおしを確保しています。