ものを処分するとき、手放すかどうか迷ったら一時保管ボックスを置くことが効果的です。しかし「ボックスにものがたまるばかりで、なかなか捨てられない」ということも。大量のものを手放し、「もたない暮らし」を実践中のミニマリスト・めいさん(40代)は、ボックスの見た目にこだわったことで手放すことに成功したのだとか。今回は、めいさん流のボックスの選び方について、詳しく教えていただきました。
すべての画像を見る(全5枚)一時保管ボックスは「見た目」にこだわる
家族3人のミニマムな暮らしを発信しているめいさん。かつてはライフオーガナイザーとして活動し、「整理」「収納」の観点からものの手放し方を実践しています。そのなかでもこだわっているもののひとつは、一時保管ボックス。
「一時保管ボックスは名前のとおり、捨てるかどうか迷うものを一時的に入れておくためのもの。入れるだけならダンボールでも紙袋でも、なんでもいいと思うかもしれません。でも私は見た目にこだわる派です」
めいさんが見た目にこだわる理由は、一時保管ボックスを家の散らかりと同化させないため。
「片づけよう、ものを捨てようと思うのは、家が散らかり整っていないという自覚があるからだと思います。私は、以前は適当な段ボール箱や紙袋に入れていました。しかしいつの間にか、それ自体が家の散らかりとなじんでしまって…。“置いてあるのが当たり前”になってしまい、処分するきっかけを見失ってしまいました」