2:気になる場所から片付ける
すべての画像を見る(全4枚)私が片付けたいと思っていたもののひとつが「冷蔵庫の中身」。とくにダメにしてしまうことが多かった野菜室から整理し、収納を見直しました。
次に、家族からよく収納場所を聞かれるものを、みんながわかりやすい場所で保管しようというように、小さな場所で気になる順に片付けていきました。
こちらは食器棚の引き出しです。家族みんなが使いやすい位置にあるので、この引き出しに入っていると便利なものを収納してみました。
ここなら聞かれてもすぐ答えたり渡せたりできますし、家族も覚えやすかったようです。そのうち、「あれはどこ?」と聞かれなくなりました。
●片付けの基本の作業リスト
ちなみに、整理収納の基本はどこでも同じです。使っていないものを手放してから、収納について考えます。
■片付けたい場所からすべてのものを出す
■使っているか使っていないかの「事実」で分ける
■使っているものを、以下の出し入れしやすい位置に収納する
・使っている場所の近くで
・なにかをするとき使うものを、グループでまとめて
・使用頻度が高いものほど、使いやすい場所に
■出して使ったら元に戻す、という習慣を身に着ける
3:写真で課題可視化&モチベーション維持
困っていることを書いて見えるようにしたのも効果がありますが、写真で見てみるのもわかりやすいです。
たとえばリビングの全景であれば、写真で見る方が実際に見ているよりも問題のある箇所がわかりやすかったです。「いちばん作業しやすい場所に、いつも使うものとそうでないものが一緒くたに置かれている」というようなことが、一度に見えるからでしょう。
また、片付け前と片付け後の状態を撮っておきあとで比べるのも達成感があり、やる気を維持するのに役立ちました。ぜひみなさんも、ビフォーアフターを撮影して見比べてみてください。
遠回りに見えるかもしれませんが、今回ご紹介した小さなステップを踏むことで、ぐっと片付けやすくなります。
