大手アルミメーカーの商品との違いについて

宅配ボックスの扉はダイヤル錠で閉める
宅配ボックスの扉はダイヤル錠で閉めます。番号を忘れた場合は、付属の非常用キーで解錠OK
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デザインに関しては、わが家の門柱や玄関ドアともマッチしているので満足しています。ただ、素材については、やはり値段相応かも…。私が外構業者として働いていたときに取り扱っていた大手メーカー商品の方が、素材の品質が高いと感じました。

筆者が購入した商品は、大手メーカー商品と比べ、本体を手で叩いた時に軽い音がします。素材の密度が低いという印象で、耐久性についてはやはり大手のメーカー商品の方がしっかりしているのかもしれません。

また、「受け取りできます(緑)」「使用中(赤)」の表示窓が小さく、目線のかなり下側の位置に。そのため、荷物が入っているかどうかが、ぱっとひと目でわかりにくいという点も残念です。

あと、鍵の問題があります。筆者が購入した宅配ボックスはダイヤル錠式。もしも設定した番号を忘れた場合は、付属の非常用キーで解錠することができます。

しかし、この鍵をなくした場合はどうしたらいいのかわかりません。一般的には、施工してもらった業者などに連絡するとメーカーから鍵を取り寄せてくれるのですが、ネットなどで購入した商品の場合は、自分自身で対応するケースもありそうです。

宅配ボックスを設置してよかったこと

最近は「置き配」の普及により、宅配ボックスの需要は以前より減っているかもしれません。しかし、段ボールのまま軒先に置かれる置き配では、盗難のリスクや雨で濡れる心配があります。その点、宅配ボックスがあれば天候を気にする必要はありません。

また、わが家は共働きで、まだ小さな子どももいるため、忙しくて夕食の準備まで手がまわらないことがよくあります。そんな時は外食をしたいと思うことも。

導入以前は再配達の時間に合わせて外出を制限せざるを得ないことがありましたが、今では好きなタイミングで外出や外食ができるようになりました。

宅配ボックスのおかげで、わが家における時間の自由度が大幅に高まったように思います。