子ども2人と団地で生活し「もたない暮らし」の情報発信や、片付けサポートの仕事をしている、整理収納アドバイザー1級のかさもさん。年間5着ほどの服で生活していますが、部屋着も「着古したものを降格」などではなく、お気に入りのものを着るようになり、暮らしと心に変化があったそうです。ここでは、かさもさんが部屋着を見直したことで気がついたメリットについて語ります。
すべての画像を見る(全5枚)「部屋着のための服」を買って気がついたこと
私は「たくさん着て傷んだら、ワンシーズンで手放す」というスタイルで、年間5着ほどの服で暮らしています。そのときに気に入っている服だけをもっている状態なので、毎日ご機嫌で過ごせるのが魅力です。
ただ、以前は部屋着には無頓着で「どうせだれにも見られないし」と、着古した普段着を降格させるなど、とくにこだわりはありませんでした。
そんな私が部屋着を見直すきっかけになったのが、見る人が見れば分かる、某有名作品のTシャツ。普段着としてこれで出かけるのは少し恥ずかしいのですが(笑)「着たい!」という思いが強く、思いきって部屋着用に購入することに。
今までどうでもいいと思っていた部屋着ですが、お気に入りを着ることで気分が全然違います。そして大事に着ようとも思えました。今年の3月からほぼ毎日着ていますが、ヨレもまだ感じません。QOLも上がったと感じます。
役割を「部屋着だけ」にしないことで、収納に余白が
私は部屋着として、このTシャツを含めた2着をローテーションしています。在宅ワークのため、入浴後に着替えてから、翌日のゴミ出しや近所のコンビニに行くときなど、1日中同じ服を着ていることも多数。
部屋着としてだけではなく、「パジャマ」そして「ちょっとそこまで着」などにも活用しています。
用途に合わせてたくさん服をもつと、管理や洗濯も大変だと感じてからは、このスタイルが快適になりました。部屋着をパジャマなどと兼用することで、クローゼットにも余白ができます。
部屋着を見直したことで服がラクに管理できるようになり、それが家事のスムーズさやおだやかな気持ちで毎日を過ごせることにつながったと感じます。