58歳になった今も、20代の頃とほぼ変わらない体型をキープされている君島十和子さん。その輝きは衰えず、美容家やクリエイティブディレクターとしての仕事に加え、SNSや出版などの活動でもますますご活躍中です。更年期とは思えないほどポジティブに、忙しい日々をパワフルに過ごす君島さんに、その元気の秘訣を伺いました。
すべての画像を見る(全3枚)58歳・君島十和子さんの美しさの秘密は「腸活」
――君島さんは年齢を重ねても変わらぬ美しさを保ち続けていらっしゃいますよね。その秘訣はなんでしょうか?
君島十和子さん(以下、君島):私はスキンケアメーカーのディレクターを務めているので、自分自身のお肌の状態を整えないといけません。しかし、40歳を過ぎた頃から、外側のケアだけでは追いつかないことが増えてきました。
そこで「自分のお肌を整えるためにはどうしたらいいのか?」と勉強を進めるうちに、たどり着いたのが「腸活」です。ただ、残念なことに50歳以上になると腸内環境は悪化しやすくなる。なにもしないで維持できる人は少ないですから、意識して過ごすようにしています。
――腸活を取り入れることで、どのようなメリットがあるのでしょうか?
君島:新刊『君島十和子のおいしい美容「腸活レシピ」』(医師・小林暁子先生が監修)でも触れていますが、腸内環境を整えることで、免疫力の向上やメンタルの安定が期待できます。さらに美容の面では、お通じが改善され、太りにくくなる。また、老廃物や余分な水分を排出することでむくみが取れて、自信をもてる肌に近づきますよ。
チーズ×キムチが絶妙なバランス。家族も腸も喜ぶレシピ
――そう考えると、腸活はいいことずくめですね! ただ、家族も一緒に取り入れるとなると少し難しそうな気もします…。
君島:著書でも紹介していますが、「腸活餃子」は家族で食べるのに最適です。体にいいものや美容にいいものって男性に人気がないイメージがありませんか? でもこれは中高生の息子さんや旦那さんにも好評らしく、「リクエストされて10回以上つくりました!」というお声もいただきました。とにかく簡単で、男子受けがいいです。
●君島十和子さんの「簡単腸活餃子」
【材料(2人分)】
- 豚ひき肉 100g
- 白菜キムチ 30g
- ショウガ 1かけ
- A[酒、しょうゆ、ゴマ油各小さじ1]
- ギョーザの皮 12枚
- シュレッドチーズ 30g
- ゴマ油 適量
【つくり方】
(1) キムチはみじん切り、しょうがはせん切りにしてボウルに入れ、ひき肉、Aを加えてまぜる。
(2) ギョーザの皮に(1)とチーズを1/12量ずつのせて包む。
(3) フライパンにゴマ油を熱し、ギョーザを並べる。ギョーザが半分ひたるぐらいまで湯を入れてフタをし、強火で蒸し焼きにする。水分がなくなり、パチパチと音がしてきたらフタをあけ、焼き色がついたら器に盛る。好みで酢とあらびき黒こしょうを添えて。