災害時にストックしておきたい食料。長期保存食なども多くありますが、困った状況だからこそ、食べ物くらいはいつもと同じものを味わいたいもの。そこで国際災害レスキューナース・辻直美さんのお宅を拝見し、どのようにローリングストックをしているのか教えてもらいました。

食料のストック
食べ慣れたものをストックしておこう
すべての画像を見る(全6枚)

いつも食べているものを“少し多めに”買っておく

長期保存食や水だけで炊けるご飯など、災害専用のものもたくさん出ていますが、辻さんは普段使っている食材をベースにしたローリングストックを推奨。

「食べ慣れた味は安心できますし、使った分を補充すればいいので備蓄の管理もラクなんです」(辻直美さん、以下同)

「普段、食べている“スタメン”食材を少し多めに買えばOK」と辻さん。収納ケースに入る分を備蓄量の目安にしているそう。

缶詰、レトルト食品、パスタはいざというとき大活躍

缶詰ストック

「缶詰は大切なタンパク源」なので、バリエーション豊富に用意。

カレーパック

「大好きなカレーは欠かさない」と辻さん。念のためおいしい防災食も。

パスタソース

パスタソースは調味料としてスープやお鍋にも活用できる万能選手。