ひとつあるだけで料理のレパートリーが広がる万能調味料「めんつゆ」。麺類だけでなく、煮物やあえ物、さらには中華料理の味つけにも大活躍します。今回ESSEオンラインライターが試したのは、品ぎれが続き話題となっていた“あるめんつゆ”。果たしてワンランク上のめんつゆとはどんな味がするのでしょうか? 気になるその味わいを語ります。

老舗の味 つゆ
品ぎれすることがたびたびあった…伝説のつゆ
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爆売れの「老舗の味 つゆ」を購入!

だんだんと気温が高い日が増えてきました。暑い日が続くと、のどごしがよく、ツルッと食べられる麺料理の回数が増えてきますよね。そこで欠かせないのが、“めんつゆ”です。じつは、筆者にはずっと気になっているめんつゆがあるんです。

それは、「老舗の味 つゆ」。じつはこの商品、アイドルで俳優、キャスターとしても活躍する某有名人が10年以上の長きに渡り愛用していると公言するやいなや爆売れ! 品ぎれすることがたびたびあった伝説のめんつゆなんです。今回はこのめんつゆを購入したので、レビューしたいと思います。

「老舗の味 つゆ」(1242円)、内容量:500mL、原材料:しょうゆ(小麦・大豆を含む、国内製造)、砂糖、カツオ削り節(厚削り)、食塩、みりん
「老舗の味 つゆ」(1242円)、内容量:500mL、原材料:しょうゆ(小麦・大豆を含む、国内製造)、砂糖、カツオ削り節(厚削り)、食塩、みりん

「老舗の味 つゆ」は、岩手県花巻市でみそ・しょうゆ・つゆの製造販売をおこなう佐々長醸造の商品です。

ホームページによると、仕込み水にはだしになじみやすい硬度の高いナチュラルミネラルウォーターの「早池峰霊水」を使用しているそうです。また、機械には頼らず、職人さんの手作業で時間をかけてだしを取っているのもポイント。カツオ節をゆっくりと泳がせるようにすることで、複雑でコクの深い風味を実現させているのだとか。

裏面

こうしてたっぷりのカツオ節で取ったこだわりのだしを、長期熟成させたしょうゆとブレンドした4倍つゆが「老舗の味 つゆ」です。ではさっそく、「老舗の味 つゆ」でそうめんをいただきます!

そうめんって…こんなにおいしかった…?

開封

「老舗の味 つゆ」の特別感のある包装は、1つ1つ手作業でされているそうで、つゆに対する深い愛情を感じます。内容量は500mL。つけ汁は4~5倍、かけ汁は8~10倍に薄めて使うので、コスパは高いです。

つゆ

色は濃い目で、カツオ節の香りがふんわり。まろやかです。まずはストレートで味見をしてみると、上品でやわらかく丸みがあるなかにカツオ節のうま味がギュッと凝縮されています。

4倍に希釈

次は、4倍に薄めてそうめんのつけ汁に。まぁ…なんとキレイな琥珀(こはく)色。希釈しても、芳醇な香りは健在です。この香りだけでもおいしいから不思議!

つゆ

そうめんをつけてすすると、カツオ節のうま味への没入感が高くてびっくり。一気に引き込まれる感じ。口の中いっぱいにうま味が広がり、そうめんってこんなにおいしかった? と思わず疑問を感じてしまうほど。余韻が長いから満足感も高い…これはハマりますね。

無添加なので、自然の風味をそのまま味わえるところも高ポイントです。