4:使わない調理器具や食器は手放す
ミニマルな暮らしを心がけているため、必要最低限のものしかもたないようにしています。それは台所でも同様です。
狭いキッチンでは、使わない調理器具や食器をもたないことが重要です。ものが少なければ、散らかることもありません。私は以下のことを心がけています。
・1年以上使っていないものは処分を検討する
・普段使いと客用を分けない
・1つの機能しかないツールはできるだけもたない
不要なものをもたないだけで、キッチンが使いやすくなります。
5:背が低くても快適に使う工夫をする
すべての画像を見る(全5枚)私は背が低いため、カナダの高めのカウンターやキャビネットはとても使いにくいです。そこで、踏み台昇降運動用に買ったプラスチックの台をキッチンに常備しています。
この台はキッチンの収納棚の下にぴったりと収まり、この台に乗るだけで作業が格段にやりやすくなります。台は軽く、足で簡単に移動させることができ、ついでに運動もできます(踏み台昇降運動をするにはやや低いかもしれませんが)。
キッチンの流しの前にはマットを敷く人が多いですが、背が低い人にはこうした台を強くおすすめします。
さらに、棚の奥のものを取り出しやすくするために、レイジースーザン(回転トレー)も使っています。調味料などがスムーズに取り出せてとても便利です。
小さなキッチンのいいところ
キッチンの広さは変えられませんが、以下のような工夫をするだけで、狭くても快適に使えます。
・持ちものを見直し、必要なものだけを残す
・ものを出しっぱなしにせず、こまめに片づける習慣をつける
小さなキッチンを使っている人は、「もっと大きなキッチンがほしい」と思うかもしれません。しかし、広いキッチンでは作業が大変になることもあります。その点、コンパクトなキッチンなら移動距離が少なくてすみます。
限られたスペースを有効に使うために、「どこになにを置くか?」「どうしたら効率的に動けるか?」と考えることで、工夫する力も身につきます。
狭いからこそ、自分に合ったキッチンをつくる楽しさもあると思います。皆さんも、ぜひ自分なりの工夫を取り入れて、日々の台所仕事のストレスを減らしましょう。