団地暮らしの6つのデメリット
すべての画像を見る(全5枚)団地暮らし8年目、この生活にも慣れてメリットは感じているものの、当然デメリットもあります。
私が思う団地暮らしのデメリットは、以下の6つです。
・築年数の古い物件は設備が古いところが多い
・エレベーターがない場合が多い
・生活音が気になる(場合がある)
・湿気がたまりやすい(古い団地はとくに)
・セキュリティが不十分
・近所つき合いや役員活動が面倒な場合もある
一般的なマンション、アパートにあるはずのものがないこともあります。古い団地はエレベーターがないところも多いです。
私の場合は賃貸ではなく分譲で購入したからかもしれませんが、網戸もありませんでした。
しかし、自分の要望が全て叶う理想の物件に出合うことはほぼないと思うので、デメリット部分が許容できる範囲内なら団地暮らしも悪くないと思います。
団地暮らしに向いているのは「工夫を楽しめる人」
不満はあるものの、日当たりなど環境のよさが気に入り、今のところ引っ越したいと思ったことはありません。むしろ、工夫して団地暮らしをもっと楽しめないかと考えるようになりました。
どうにもできない部分は受け入れ、工夫を楽しめる人なら団地暮らしに向いていると思います。間取りや広さは使い方次第だし、暮らしてみるとそれほど気になりません。
それよりも団地の湿気、虫対策、エレベーターがない物件は健康維持が重要でそれがネックかも。そこら辺が「なんとかなりそう」と思えるなら、今まで候補になかった団地でのひとり暮らし、お試ししてみてもいいかもしれませんね。
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さらには、老後の不安やおひとりさまの不安を解消するためのお金の備え方や、困りごとや気持ちを整理する「じぶん会議」のやり方、介護士だからこそ分かった高齢の親との付き合い方なども収録。これからの暮らしを豊かにするためのヒントが詰まった一冊です。
