お金を使わない楽しみ方が見つけられるようになった
すべての画像を見る(全6枚)以前の私にとって娯楽といえば、オンラインの買い物がメインでした。すてきなものを探して、ネットの海をひたすらにさまよい、気がつけばまったく必要のないものをあれこれと注文してしまった…という経験もしばしば。ネットサーフィンの時間がすっぽりとなくなったことで、今は家事や読書、手を動かしてなにかをつくったり直したりと、お金を使わない楽しみ方がすすんで見つけられるようになりました。
長い人生のなかで、初めてふき掃除が楽しく感じられるようになったのは、ものが減って掃除がしやすくなったからなのかもしれません。
本も少数にしたことで、心から興味のある1冊を集中して読むことができ、目の前にある大切なものを手入れして慈しむという趣味も、新たに1つ加わりました。
お金をかける場所、かけない場所のメリハリがつきやすくなる
ものを減らすと家の中でどの部分を大切に思っているかが可視化されるので、今後のお金の使い方にメリハリが出ます。
私の場合は満遍なくものが多く、なににお金をかけたくてどの分野を節約したいのかがまったくわからない状態でした。
すべてが整った今は、台所道具と家電は増やす必要がない部分、洋服とメイク用品は節約できる部分、食器は増やす必要がないけれどよい出合いがあればお金をかけてもよい場所、今後の仕事に生かせる知識は投資を惜しまない、などと明確な決めごとができたため、毎月の細々としたムダな出費や失敗がなくなりました。
まずは捨て活で不要なものを取り除き、残したものから自分にとっての優先順位を見つけるところからスタートしてみるとよいと思います。