夫が解説!私たち夫婦のライフプラン表のつくり方
すべての画像を見る(全2枚)ライフプラン表はこまめに金額をチェックしています。ここからは夫に作成の仕方について聞きました。
Step1:費目はできるだけ細かく。日々の生活費から特別費まで想定して計算
「妻が毎月つけている家計簿を参考に費目を書き出し、できる限り細分化。想定される支出額から、毎年の予算を決めて記載します。自動車関係の保険やメンテナンス費用、医療費などもここに入ります」
「旅行や家電の購入など、ある程度まとまった出費が想定されるものについては特別費に。有料老人ホーム費は、夫婦おのおの2年間入所することを想定して算出しています」
「税金や社会保険料をおおよその金額で算出してしまうと、毎年の収支に大きな違いが出てしまいます。しっかり調べて、可能な限り正確に算出することを心がけました」
Step2:夫は85歳、妻は96歳までの想定でプランニング
「互いの両親の年齢を参考に、私は85歳、妻は96歳までとして想定。エクセルの表の横軸に年齢、縦軸に費目ごとに年間予算を入力しますが、ライフイベントによって年度ごとの金額は異なります」
Step3:年金などの収入を計算
「年金などの収入も、年齢ごとに正確に計算して記入します。仕事をやめると収入が年金だけになるため、不安を感じますが、きちんと収入額を把握すれば不安も払拭。安心感が生まれます」
Step4:費用の総計から収入を引く
「Step1で計算したA~Cの費用をたした金額から、Step3の収入の合計額を引いたが金額が、老後に必要な資金です。わが家の場合は、すでにある貯蓄と退職金で十分にたりるとわかりました」
Step5:年末にその年にかかった費用を計算し、振り返りを
「妻が月々まとめている家計簿の年間集計額を、年末にライフプラン表に転記。費目ごとに予算内に収まっているかを確認します。金額が大きく変動した場合は、要因を明らかにして翌年以降の予算を見直します」
※ この記事は『元専業主婦・今ユーチューバー 64歳、やめて捨てたら手に入った、幸せな暮らし』(扶桑社刊)より一部抜粋、再構成の上作成しております。文中の年齢などの状況は、書籍執筆時のものとなります。
