ステップ3:リビングは「3つの平面」を片付ける
すべての画像を見る(全5枚)最短ですっきり片付いたリビングに見せるには、「3つの平面」を整えればOKです。
●テーブルの上
ダイニングテーブルやリビングのローテーブルの上は、いちばん目につきやすい場所です。ここに郵便物や飲みかけのコップ、文房具などが置きっぱなしになっていると、一気に雑然とした印象に。
テーブルの上には、ティッシュなど最低限のものだけを置くようにして、余分なものはいったん退避しておきます。このような場面に備えて、収納家具の一角などに「ものの避難場所」をつくっておくと便利です。
●床の上
バッグや未開封の小包、洗濯物や子どものおもちゃなどが床に転がっていませんか? 床の上のものが増えると、部屋は散乱した印象になってしまいます。
床面積が見える範囲が大きければ大きいほど部屋は広く、片付いている印象になります。とりあえず、床の上のものを壁際に寄せ集めてみましょう。大きめのカゴやボックスなどがあれば、それにまとめてしまえばスッキリして見えますね。
ただし、お客さまが帰ったあともそのまま放置し、ブラックボックス化してしまわないように注意が必要です。
●棚の上
キッチンカウンターや収納家具の上も、部屋の印象を左右する「平面」の1つ。なにも置かないのが理想ですが、ものを端に寄せて重ねたり、向きを整えるなどして、少しでも多く平面を見せましょう。
そうすれば完璧に片付いていなくても、それなりにすっきりした印象になりますよ。
ステップ4:水まわりを掃除して「光らせる」
仕上げに、トイレと洗面所の掃除をします。
ポイントは、蛇口や鏡などをピカピカにして「光らせる」こと。濡れたタオルでふいたあと、乾いたタオルで乾ぶきをすると、簡単にピカピカになります。手ふき用のタオルを新しいものに交換すれば完了です。
15分の応急処置的な片付けと掃除で、気持ちよくゲストを迎えられるようになります。参考になれば幸いです。