制服も通学カバンも規定はなし

通学
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校則に関しては、日本でもアメリカでも地域や学校によって多少の違いはあるかと思います。ただ、日本の公立中学は、制服の丈や髪型、持ち物などに厳しいイメージがありますよね。「生徒指導」、「風紀委員」、「持ち物検査」など、独特のシステムは現在も健在なのでしょうか?

アメリカの公立中学はと言えば正直、驚くくらいのゆるさです。そもそも制服がないですし、通学カバンは「バックパック」と呼ばれるリュックを、好みの色やデザインを選んで自分で買えます。頭髪のカラーリングも、化粧も、耳のピアスもOK。

サンダル履きも、体育の授業以外は問題ないようです。男女ともにスウェットの着こなしをアレンジしたような服装が人気なので、体育の授業だからと言って、わざわざ着替えることはしません。

パソコン

教科書もノートも学校に置きっぱなしで、必要な持ち物は学校から支給されるノートパソコンと充電ケーブルのみ。文房具は学校にある物を使うか、自分のお気に入りの物を持参しても、どちらでもいいようです。

うちの子の話を聞いていると、ゲーム機や武器となりうるものなどは禁止されていますが、あとは違法でなければ、持ち込み制限はあまりないような…。どうやら、お菓子やスナック、流行りのオモチャなどを持ってくるのは普通、という感覚みたいです。日本だったら、親の呼び出しレベルでしょうか…?

ポーチ

最近、スマートフォンの持ち込みが増えたことから、始業時刻から終業時刻までの校内でのスマートフォン使用を禁止するルールが新たに追加。授業中に使わないよう、スマートフォンを入れておくためのポーチも配られました。ですが、わざわざ検査されることはなく、やっぱりゆるいままです…(苦笑)。