卒業式・入学式シーズンを控えて、ランドセルや教科書の収納場所を考えている方も多いのではないでしょうか? 昨年小学校と中学校のW入学を経験し、中1・小5・小1の3人の子どもをもつESSEフレンズエディターで整理収納アドバイザーの大森智美さんは、「無印良品のスタッキングシェルフ」を愛用。ランドセルや教科書の収納テクを語ります。
すべての画像を見る(全4枚)使い勝手抜群!無印良品「スタッキングシェルフ」でランドセル収納
わが家が子どもたちのランドセル収納に使っているのは無印良品の「スタッキングシェルフ」です。以下のような特長にひかれて、私は購入しました。
・収納扉がなく、置くだけでランドセルが簡単にしまえる
・教科書もすぐ隣の棚に一緒にしまえて、翌日の準備がラク
・ランドセルを卒業しても、いろいろな用途に使える
・倒れても子どもにとって危険が少ない低さ
長女と長男のランドセル&教科書の収納用に使い始め、二女が小学校に入学した今年度、2段分を追加購入。現在は子どもたち3人が共有で使用しています。
一日じゅう目に触れるからこそ、見た目も諦めたくなかった欲張りな私。全部の棚をオープン収納にするのではなく、引き出しなどのパーツを追加して、見た目のごちゃごちゃ感を軽減しました。
ちなみにわが家では、子ども全員に「なんでも入れていい引き出し」をひとつ割り当てることに。学用品のほか、学校から持ち帰った工作など、子どもたちがそれぞれ自由に収納しています。どこに収納するか迷うものも、「ここに入れておけばOK」というスペースがあることで、子どもたちもスムーズに片付けられるようになったと感じています。
子どもに合わせて「片付けのハードル」を下げる工夫を
スタッキングシェルフの奥行きは約28.5cm。ランドセルをそのまま横置きすると、少し飛び出ます。とはいえ、わが家はとくに問題なし。なお、中学生の長女の重くて大きいリュックは天板に置くだけに。
毎日の片付けは習慣化が大切。だからこそ、「ランドセルを置くだけ」「教科書をすぐ近くに収納」といった仕組みをつくることで、片付けや翌日の準備のハードルを下げるよう工夫を。その結果、子どもたちも無理なく続けられています。