何十年経っても、忘れられずに心に残る言葉が皆さんにもありませんか? 60代の現役YouTuber・ライフさんは、病気を患っていた19歳の頃に出合った言葉や本をずっと大切にしていると語ります。そんなライフさんに、人生の支えとなった「愛読書」を2冊ご紹介します。

本
ライフさんの愛読書。アイリーン・キャディー著『フィンドホーン 愛の言葉』と、鮫島純子著『なにがあっても、ありがとう』
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本に書かれた、だれかの言葉に助けられてきました

潰瘍(かいよう)性大腸炎を患い、病院のベッドで寝ているしかなかった19歳の私は、むさぼるように本を読んでいました。潰瘍性大腸炎は、当時まだ治療法が確立されていなかった病。もう治らないかもしれないと、あきらめそうになっていた私がくじけずにいられたのは、そのとき出合ったいくつかの言葉のおかげです。古くから伝わる言い伝えや、市井の人のなにげないひと言…。

19歳の私を支えてくれた言葉は、64歳になった今も私のそばにいて、折々に私を励ましてくれています。今も読書は毎日の楽しみ。パッと本を開いたとき、今まさに欲していた言葉が目に飛び込んでくると、「本の神様がいるのかな!?」なんてドキッとすることも。