バッグの中身を整理し、軽量化するための簡単なアイデアを3つ紹介します。教えてくれるのは、ゴミ屋敷で育った経験を活かした片付けに関する情報発信などを行う整理収納アドバイザー・つうさん(40代)。子どもの成長に合わせてバッグの中身を見直すと、探しものをしなくなり、肩こりなど体への負担も軽減できたそうです。詳しく語ります。

つうさんのバッグ
体への負担が少ない、すっきり片付いた「バッグの中身」にするコツは?
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1:ライフスタイルの変化に合わせて、持ちものを厳選

つうさんバッグの中身

毎日同じバッグを使っていると、中身をチェックせず、必要のないものまで持ち歩いているケースが多いと思います。まずは一度中身を全部出して、本当に必要なものを厳選することをおすすめします。

たとえば、子どものために持ち歩いていた「絆創膏」。わが家も娘が大きくなって出番が減ったのと、もし外出先で必要になったら買えばいいと考え、持ち歩く枚数を減らしました。

このように、子どもの成長やライフスタイルの変化に合わせてバッグの中身も定期的にチェックすることで、不要なものに気づくことができます。すると、バッグの中がすっきり整い、探しものをする時間も減るはずです。

2:ミニ財布を使用し、持ち歩くカードも最低限に

つうさんミニ財布

最近は現金をあまり持ち歩かないようになった私。長財布から、手のひらに収まるぐらいのミニ財布に変えました。必要最低限の現金と、免許証など必要なカード類を5枚ほど入れています。財布をコンパクトにしたことで、不要なレシートをためこまなくなりました。

そのほかのよく使うカードは、バッグの持ち手に取りつけ可能な無印良品の「ポリエステルカードケース」(490円)に入れて、サッと取り出しやすく。

また、ポイントカードは必要以上に増やさないようにして、できるだけアプリにきり替えています。使用頻度の少ないカードは、必要なときにだけ持ち出すシステムです。

3:デザインよりも「軽さ」優先で選ぶ

つうさん折り畳み傘

ポーチ、財布、折り畳み傘といった必需品。私も以前はデザインを重視していましたが、40代になって肩コリが気になるようになり、大きさや重さを意識して選ぶようになりました。

毎日持ち歩くものを軽量アイテムにシフトしたことで、体への負担が減ったと実感しています。