3月7日に公開された『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』で2年ぶり2度目のゲスト声優を務めた藤本美貴さん。仕事はもちろん、家事や育児など多忙な日々をどのように乗りきっているのでしょうか? 今回は藤本さんが長年探しているものや、暮らしをまわす秘訣を教えてもらいました。

藤本美貴さん
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探していたのは「オン/オフ」のスイッチ

ポスタービジュアル
藤本さんがゲスト声優として出演している『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』(©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2025)

今回、『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』で藤本さんが演じたのはアートリア公国の「王妃」で、4年前に突如行方不明になった娘を探し続ける心優しき母親です。王妃が探し続けていたのは最愛の娘ですが、藤本さん自身が長年探し求めているものはあるのでしょうか?

「私はずっとオン状態が続くというか、あまりオフとの境目がない。だから『オンとオフのスイッチ』ですかね! これはオンのときはキラキラして、オフのときはだらけるとかではなくて、気を張るところのメリハリをつけるというか。きり替えができるって少し『プロ』みたいな感じがしませんか? それに憧れていた時期も昔ありましたね」

仕事に家事、育児と多忙な日々を過ごす藤本さん。家でのオン/オフについて伺うと、「家事は基本オン状態。やらないと回らないし、ずっと家でも走り回っています」と教えてくれました。では、気になるのはその時間配分。自分の時間はどうやってつくっているのでしょうか?

「あまり自分の時間をつくろうって思わないですね。子どものこととか、家事をやっていても、すき間がないわけでもないじゃないですか。だから仕事や家事のすき間が全部自分の時間じゃん? なんて思っちゃう。その間でなにかをすることが多い。たとえば、お風呂に入りながら、Netflixやテレビを見るとか。やりたいこともやるし、やらなきゃいけないこともやります!」