ついつい行ってしまう日常の行動を見直し、無理なく節約ができるようになった事例を紹介します。夫と息子2人の4人家族、暮らし評論家として日々情報発信をしている大木聖美さん(現在50代)のケースです。ここでは、大木さんが普段から実践しているムダ遣い防止行動3つについて語ります。

大木さんマイボトル
50代、やめて暮らしが好転したこととは?
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1:出先のコンビニや自販機で飲みものを買わない

大木さんマイボトル

普段からマイボトルは持ち歩くようにしている私。ですが、「そこまで遠出じゃないから大丈夫だろう」と思い手ぶらで出かけたものの、のどが渇きフラッと自販機で買ってしまうことが増えました。冬場ものどが渇くことが増え、温かいものが飲みたくてフラリとコンビニのコーヒーを…なんてことも。

そこで、遠出近場関係なく、家を出るときは常にマイボトルを持ち歩くようにシフト。すると、飲み物代がグッと減っただけでなく「これがあるから大丈夫!」と余計な買い物をしなくなりました。外出時に水筒を持つのが当たり前になると、むしろ買うことのほうが面倒に感じます。

大木さんミニ水筒

今は水筒もサイズがいろいろ! 少量で良いときは手のひらに収まるサイズのボトルにしています。小さなバッグにも入るし、軽いから持ち運びもラクです。

家から持っていけば、好きなドリンクをちょうどいい温度で飲めるのもメリットだと思います。常温の水や飲みやすい温かさの紅茶…と、そのときの気分に合わせられるのもうれしいポイントです。

2:100円ショップのアイテムをむやみに買わない

大木さん便利グッズ

「これ便利そう!」と気軽に買ってしまいがちな100円ショップのアイテムですが、使いこなせずそのまま引き出しの中で眠ったまま…という残念な経験を何度かしました。以前の私は、用途がはっきりしないものでも「安いから」という理由で購入してしまうことが多く、せっかくの便利グッズも使いこなせないまま「収納スペースを圧迫する不便なもの」に変えてしまっていたんです。

現在は便利グッズを見つけたら「安いから」ではなく、「本当にそれを使って自分の暮らしが便利になるか?」を立ち止まってゆっくり考えるようにしています。それでも欲しくて購入したものは、長く使うので暮らしがとても便利になりますし、むやみやたらにものが増えず、結果的にムダ買いが減って節約につながるなと感じています。