巣箱以外に小鳥がやって来る場所とは

鳥マップ
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以来、うちの巣箱は毎夏、小鳥でにぎわうようになりました。ちなみに夫によると、その小鳥の風貌から、どうやらゴジュウカラではないかとのことです。グレーのボディーが特徴の、北米でよく見かける野鳥です。

さて、巣箱の評判が小鳥界隈で広まっているのか、近年はゴジュウカラ以外のお客さまも来てくれます。

たとえば、北米で「ハミングバード」と呼ばれるハチドリ。ちょくちょく、つがいで遊びに来ます。ハチドリは北米の先住民から「愛と幸せをもたらす鳥」として親しまれ、スピリチュアルな意味をもつとも聞きます。見た目もカラフルで美しく、空中にとどまるときの独特なホバリングがかわいらしい。ハチドリを見ると、なんだか得した気分になります。

そんなハチドリがいつも立ち寄るのが、庭先の蛇口の下にできた小さな水たまり。夏場は庭木への水やりのたびに、自然とできる水たまりなのですが、ハチドリの格好の水飲み場となっているようです。

あとは、これまた北米ではおなじみの「ロビン」。日本語ではコマツグミと言うそうです。最近まで毎朝、大群で押し寄せていました。ちょうど巣箱のまわりにはもともと冬に赤い実をつけるコトネアスターが植わっており、ナチュラルに餌場となっていたのです。

よく利用する図書館で、近所で観察できる野鳥の例が紹介されているのを見かけました。まだまだ知らない鳥がたくさん! おなじみさんはもとより、新しいお客さまが待ち遠しい今日この頃です。