簡単なのにおいしいレシピをYouTubeで発信している、60代のkafemaruさん。子どもたちの独立をきっかけに、数年前に夫婦ふたりで思いきって地方に移住したというkafemaruさんは、年齢を重ねるなかで食事にも大きな変化があったと言います。ここでは、kafemaruさん夫婦がくり返しつくっているという野菜たっぷりのレシピをご紹介します。
60代、気づけば野菜たっぷりの食卓に
子どもたちが独立して夫婦ふたり暮らしになり、数年前に地方に移住したというkafemaruさん。移住先では、季節に合わせて2人で食べきれるくらいの野菜を育てています。
そうした暮らしや自分たちの変化にともない、気づけば野菜たっぷりの食卓になったそう。
「年を重ねるにつれて、肉や魚は量を食べられなくなりました。そのぶん、野菜は多め。その方が断然落ち着くし、体にも負担がかかりません。メインのおかずも、タンパク質と野菜が半々くらい、副菜や汁物も野菜中心です」（kafemaruさん、以下同）
また、毎日の食事はどこにでもある食材でつくれるものを中心にしています。
「日々のごはんは、とりたてて変わったものはつくりません。車で片道40分のところにあるスーパーでどこにでもある食材を買い、わが家だけの定番を繰り返しつくる毎日です。でも、夫が好きなコールスローや私が好きなモヤシのナムルなど、2人の好物は出番が多いですね」
白菜の甘味がほっとする「ごろっと肉だんごの白菜塩鍋」
じゅわっとあふれる肉汁が圧巻！ 締めは残ったスープに塩、コショウをふり、ゆでたそうめんを加えるのがおすすめです。
●ごろっと肉だんごの白菜塩鍋
【材料（2人分）】
- 白菜 300g
- 鶏モモひき肉 250g
- A［長ネギ（みじん切り）大さじ3 ショウガ（すりおろし）小さじ1 春雨（乾燥）8g 溶き卵1／2個分 片栗粉、みそ各小さじ1 塩、コショウ各少し］
- B［水3と1／2カップ 酒大さじ1 顆粒鶏ガラスープの素小さじ2 塩小さじ1／2 ポン酢しょうゆ、好みのラー油各適量］
【つくり方】
（1） Aの春雨は湯につけて戻し、水気を切ってから1cm長さに切る。白菜は芯の部分は細切りにし、葉はざく切りにする。
（2） ボウルにひき肉、Aを入れ、粘りが出るまでよく混ぜ、8等分にして丸める。
（3） 鍋にBを入れて煮立たせ、白菜を加えて煮る。やわらかくなったら（2）を加え、アクを取りながら火がとおるまで煮る。器に取り分け、ポン酢しょうゆや、好みのラー油をかける。
