すっきり暮らしをするなかで、厳選した「使い捨てアイテム」を生活に役立てている事例を紹介します。小学生の子ども2人と団地で生活、「持たない暮らし」の情報発信や、片付けサポートの仕事をしているかさもさんのケースです。あえて使い捨てにしたことで、家事ラクにつながっていると感じる4つのものについて語ります。
すべての画像を見る(全5枚)1:来客用のお皿とコップ
ミニマリズムに出合い家を片付けたたことで、少ないもので快適に暮らせるようになり、身も心も軽くなって3年。環境のことも考える余裕が生まれ、今年から合成洗剤を手放し、ナチュラルクリーニングにシフトしています。
とはいえ、極端にエシカルを考えすぎても苦しくなる気がして…自分ができる範囲で行動しています。使い捨てに関しても、子育て中の家事ラクにつながるものを厳選して取り入れるようにしています。
そのひとつが、来客用の紙皿とクリアコップです。
わが家は来客を招くことはほとんどないので、専用のお皿やコップ、カトラリーを持つことと、それらを収納するスペースが無駄だと感じます。そのため、来客の予定が決まってから100円ショップで必要な数だけの紙皿とクリアコップを購入するように。割り箸は、ローリングストックで防災用に備蓄している古いものから使います。
収納スペースが圧迫されないのはもちろん、使い捨てなら洗いものの手間がなく、来客後のあと片付けがラクなのも魅力です。
2:お菓子づくり用のアイテム
お菓子づくりが好きで、以前は底が抜けるケーキ型、パウンド型、シフォン型、タルト型、クッキー型、粉ふるい、絞り袋やラッピング用アイテム…など、「〇〇専用」の型やツールをたくさん持っていました。
その後出産・離婚を経験し、お菓子づくりをする機会が少なくなったものの、「いつかまたやりたい」と、半ば執着でお菓子づくり用アイテムを持ち続けていました。ですが、持たない暮らしの快適さを知ってからは「作りたいときに100円ショップで買えばいい」と考えて少しずつ減らしていき、今はひとつも持っていません。
後悔するかな?とも思ったのですが、今はお菓子づくりをするときに必要なものだけ、使い捨てタイプのアイテムを購入する。この流れのほうが、気楽にお菓子づくりを楽しめていると感じます。