50代の元祖節約主婦として知られ、カウンセラーとしても活躍する若松美穂さん。ゆったり心地よく過ごす暮らしがよいものと考えていましたが、とあるきっかけで人生に「あせり」をもつことの大切さも感じたそう。ここでは、あせってみて人生が好転したエピソードを伺いました。
すべての画像を見る(全3枚)「ゆとり」と「あせり」を両立する暮らし
あるときに「あせった方がよい」という提案を受けました。ゆとり、ゆったり、マイペース、心地よく、余裕をもって。そんな言葉が50代には合っていると思っていましたから、目からウロコの内容でした。
その人曰く、もちろんゆったり過ごすのも悪くない。ただ、あせることも同じくらい悪くないらしいのです。もちろん、すべてにおいてあせるべきという意味ではありません。
いつかやりたいことに限り、あせってみることに
つまりはこういうことなんです。
・今したいことや、できること
・実際にした方がよいこと
・するべきなのに先延ばしにしていること
これらに対しては、あせりがあってもよい!
たとえば、体調が気になっているのに、結果を聞くのが怖いからと病院に行くのを先延ばしにしている。反対に、動き出すのを面倒くさがっている。そういった経験に思い当たることはないでしょうか。これらにはあせりが必要なのかもしれません。健康も命も時間も、人間関係も、今の環境も、ある程度限りのあるものと考えれば納得がいきます。
そこで2025年は、先延ばしにしていることや「また次」「いつか」と考えていたことに限り、ややあせってみることにしました。