お出かけのとき、心配であれこれバッグに詰め込んで、重いうえに使わないものも多かった、という人もいるのでは? ミニマリストの村上はなさん(31歳)は、バッグの中身を見直したことで身軽になり、一万歩以上歩いても元気に帰宅できるようになったそうです。そんな村上さんに、ミニマリストならではの視点で「持ちものを選ぶコツ」を4つ教えてもらいました。

バッグの中身
厳選したバッグの中身。このほか、ハンカチ・鍵・スマホは服のポケットに入れています
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1:バッグは軽いものを選ぶ

軽いバッグ
持っているバッグは、リュックとショルダーバッグだけ。どちらも軽くて使いやすいです

荷物が重くて肩が凝る…と悩んでいる方は荷物を減らす前に、まずは軽いバッグを選んでみるのがおすすめ。なぜなら、バッグ自体が重いといくら荷物を減らしても、軽くなったと実感しづらいからです。

私自身、ミニマリストになる前は、革製や分厚い生地のバッグを好んで使っていました。しかし、バッグの中身が少ないにも関わらず肩への負担が大きく、楽しいはずの買い物が途中でヘトヘトになっていました。

そこで使い勝手はもちろん、バッグの重さも重視して選ぶように。すると、たくさん歩いても疲れず、心の底から買い物が楽しめるようになりました。

2:財布の中身は最小限にする

財布
財布のアイテム数を最小限にすると、中身が取り出しやすくなります

財布の中身を吟味した結果、今はこの4点だけにしています。

<財布の中身>

・現金(小銭は少なめ)

・銀行カード 3枚

・マイナンバーカード

・名刺

小銭は重たくなってしまうので「100円だけ持つ」と決め、支払いは電子マネー決済を利用しています。もし小銭ができたら、小銭袋へ貯めておき、銀行へ行くついでにガサッと入金しています。

また、ポイントカードは持たないようにしています。利用頻度が高いスーパーなどは、アプリでポイントを貯めています。以前までは、お得だからとポイントカードを多く持っていましたが、カードまみれで探すのにストレスを感じたので、すべて手放しました。

財布の中身が把握できるようになると、支払いがスムーズになり、心が軽やかになります。