買い方を変えるには「痛い経験」が必要

手放したガラクタ
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では、どうすればものの買い方を変えられるのでしょう? その答えは、「自分の買い方の癖を知り、手放すことで“痛い経験”をすること」です。

たとえば、こんなものを思い浮かべてみてください。

・SNSのPRを見て勢いでポチったけれど、結局使わなかった美容グッズ

・今は熱が冷めてしまった推し活グッズ

・使いもしない付属品がたくさんついたセット商品

・よく調べずに買った結果、失敗した(と本音では思っている)収納家具

こうしたものを手放そうとすると、「もったいない」「いつか使えるかも」「高かったし」と考えて手が止まってしまいがちではありませんか? これらを手放せずに買い続けることが、あなたの家がリバウンドしてしまういちばんの原因そのものだからです。

痛みを乗り越えれば「片付けに追われない人生」が手に入る

玄関

「お金をドブに捨てるような痛い思い」を避けたいがために、手放すという行動を起こさず、「次からはもう買わないようにしよう」と自分に言い聞かせても、人の癖は簡単には変わりません。数日たてばその気持ちも忘れてしまい、また同じようにものを増やしてしまう…。それが現実です。

だからこそ、今日から「心が痛むもの」を前向きに手放していきましょう。一時的に心は痛むかもしれませんが、その代わり「片付けに追われない人生」という大きなごほうびが待っていますよ