贈り物や帰省、新年の準備など、どうしても出費がかさむ年末年始。無理はせずに少しでもおトクに買い物ができたらいいですよね。元銀行員でFP2級の資格をもつ、ライター・谷ノ内真帆子さんも毎年、家計簿をにらみながら、いかに賢く節約するか頭を悩ませてきた1人。今回は、谷ノ内さんの実体験を交えながら、効果のあった節約術を語ります。

買い物する女性
出費がかさむ12月を乗りきるには…?(※画像はイメージです)

1:事前準備が肝心!年末年始の出費を洗い出す

まずは、年末年始の出費を事前に予測し、家計の見とおしを立てることがもっとも重要です。筆者は毎年12月初旬に、Excel表を開いて具体的な支出項目を書き出しています。

<おもな支出項目>

・お歳暮代
・年賀状の郵送費
・年末年始の食費
・イベント参加費

これらの項目ごとに、できるだけ具体的な金額を見積もります。驚くべきことに、この作業だけで平均して3~5万円の出費削減に成功しました。

2:キャッシュバックサイトの活用しておトクに買い物!

なにかと物入りな12月。筆者は普段の買い物から年末年始の準備まで、キャッシュバックサイトを経由することで、かなりの節約を実現しています。

たとえば、お歳暮の商品を購入する際、通常の買い物よりも3~5%多くキャッシュバックされることもあります。昨年は、年末年始の買い物で合計8000円ほどのキャッシュバックを獲得。これは実質的な節約となり、新年の出費に充てることができました。

クレジットカードの使いすぎを防ぎながら、キャッシュバックサイトを徹底活用することでよりおトクに買い物ができています。

3:プレゼントは、みんなに喜ばれる実用的なものを

贈り物選びは、予算と喜ばれる品質のバランスが鍵です。筆者は最近、実用的でありながら喜ばれるギフト選びに力を入れています。高額な贈り物ではなく、相手の生活に寄り添う贈り物こそが、本当に感謝される秘訣です。

●プレゼント選びのポイント

・相手の日常に寄り添う実用的なアイテム
・セールやおトクな時期を狙う
・高価である必要はなく、心のこもった選択を

上記のポイントを踏まえて、昨年は両親に「調理時間を短縮できる」電気圧力鍋をプレゼントしました。定価から20%offのセール品を選んだことで、実用性と経済性を両立。さらに、妹にはいつも使っているスキンケア用品の豪華サンプルセットを。普段買わないちょっと贅沢な品を選ぶことで、相手にも喜んでもらえました。