4:メンテナンスの時間が減る
ものが少ないと、所持品のメンテナンスにかかる時間も減ります。大きなものでは、クルマを持っていないため、クルマ関係の雑務にはまったく時間を使っていません。衣類や食器を必要最低限だけもつと、使うたびに洗うので、洗濯ものや洗いものがたまることもありません。これが結果的に家事の時間を減らしています。
私は今、電子レンジもオーブントースターも使っていませんが、そのおかげで、これらの家電の掃除をしなくてすんでいます。
家には大きなオーブンがついていますが、オーブンの掃除をしたくないのと、ひとり暮らしに対して大きなオーブンを稼働させるのは電気がもったいないと感じて、使っていません。
5:選ぶ時間が減る
ものが多いと、毎日の小さな意思決定にかかる時間が積み重なります。服、食器、道具などを選ぶとき、選択肢が多ければ多いほど迷う時間が長くなりませんか?
私はものを減らしたことで、選択肢が少なくなり、早く決断できるようになりました。たとえば、衣類はあまりもっていないため、着るものは定番化させています。朝、着るものに迷うことなく、外出の支度も家族の中でいちばん速くできていました。
食器もいつも使うものしか持っていないため、迷う余地なし。食材も1週間で食べきれる分しか買わないので、冷蔵庫に残りものがたまることもないので、「なにを料理するか?」と悩むこともありません。
選択肢が多いと選ぶ楽しみがあります。ですが、ものを選ぶのに時間がかかることは、「迷って決められない」ストレスも生みます。所持品を絞れば、こうしたストレスから解放されます。
今回は、所持品を減らすと時間ができることをお伝えしました。時間は命そのもので、とても大事なもの。目に見えないので、なんとなく使ってしまいがちですが、シンプルライフにすれば、もっと意図的に使うことができますよ。