対面キッチンと壁づけキッチンのいいとこ取りである、「Ⅱ型キッチン」が人気です。半年前に家を建てた日刊住まいライターは、壁側にコンロ、もう一方にシンクが配置されたⅡ型キッチンを採用。夫婦で同時に調理と洗い物を分担できる、広い作業スペースを手に入れました。加えて、ダイニングテーブルを横並びにしたことで、使い勝手がアップ。家族みんなで料理を楽しんでいます。
家族で料理を楽しめるキッチンにしたい！
筆者は、夫婦と子ども3人（4歳、2歳、1歳）の5人家族。半年前に延床面積37坪、2階建ての注文住宅を建てました。
以前住んでいた家は、壁づけのI型キッチン。シンクとコンロの間のスペースが狭く、近くに作業台を置いていたものの、夫婦でキッチンに立つには窮屈でした。
食育インストラクターの資格を持つ筆者は、新居ではこの問題を解消して、「家族全員でわいわい料理を楽しめるキッチン」にしたいと考えていたのです。
そこで、上の図にあるⅡ型キッチン（赤アミの部分）を採用しました。壁側にコンロ、対面のキッチン側にシンクがあるプラン。それぞれ幅1850㎜のコンパクトなキッチンですが、壁側にはオプションでキャビネット、対面のキッチン側には、ダイニングテーブルをつなげています。
暮らし始めてからも、このⅡ型キッチンにしてよかったと感じています。その理由をレポートします。
