お金を手にする「器」を大きくするのも大切
お金に好かれるためには、お金が手に入ったときに、どのように使うかというイメージを明確にしておくことも重要です。あなたは毎月、いくらのお金がほしいですか？ 仮に「100万円がほしい」としたときに、この100万円をどんなふうに使うのでしょうか。
現在は家賃が7万円の部屋に住んでいるけれど、15万円くらいの部屋に住む。高級なお肉を買えるようにする…そんなふうに具体的に考えてみたら、いくらくらいになるでしょうか。意外と50万円くらいに収まってしまったりしますが、そうなるとお金の神様は、「この人には50万円しか必要ないな」ととらえてしまいます。
もっとお金がほしいなら、お金を手にしたときに入れる「器」も大きくしておく。有益にお金を使い、循環させる流れを想像しましょう。
「10分の1貯金」がお金の呼び水に
ここまでお金の引き寄せる心の持ちようを中心に紹介してきましたが、ここで“芋づる式”にお金が増えていく、現実的な方法をご紹介します。それが、「10分の1貯金」です。
やり方はシンプルで、給料の手取り金額の10分の1を貯金するだけ。ひとつコツがあって、「一生引き出してはいけない」ということです。
手取りが、30万円なら3万円を毎月コツコツと貯めていくのです。苦しくても続けていくと、着実に通帳の金額が増えていきます。それが成功体験となり、「自分にも貯金ができた！」という大きな自信にもつながります。
10分の1が無理なら「10分の0.5」でもいいので続けていると、まるでこの貯金が呼び水のように使ってもいい貯金も増えていきます。
専業主婦だったり、学生だったり、仕事をやめたところだったりして自身の収入がないという場合は、無理に貯める必要はありません。お金が貯められる状況になったところで改めて「10分の1貯金」に挑戦してみてください。お小遣いの範囲で行えるなら、毎月1000円でもいいので貯金していき、お金が増えるのをお子さんと一緒に楽しんだり、ゲーム感覚でやってみるのもいいですね。
「10分の1貯金」は、「一生おろさない口座」というところがカギなので、金額はいくらでもいいのです。通帳に記帳してお金が増えていく感覚にわくわくしてみてくださいね。
心理カウンセラーmasaさんの『恐ろしいほどお金の神様に好かれる方法』（扶桑社刊）では、このほかにも幸せなお金持ちがみんなやっている“お金持ち思考”を紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
