12月になって、大掃除を少しずつ進めている人も多いのでは。穴があいた靴下や首元がよれよれになったTシャツを、ウエスとして大掃除に使っているケースもあるのでは。ここではライフオーガナイザーの尾花美奈子さんに、古布を使った掃除の失敗例について語っていただきました。
すべての画像を見る(全6枚)古靴下や古Tシャツを使った大掃除が「うまくいかない」
古靴下や古Tシャツといった古布を掃除用に取っておくのをやめました。実際に掃除をしてみて、うまくいかないと感じるようになったからです。
たとえば、古靴下を手にはめて室外機や窓のサッシをふくと、靴下の繊維の隙間から砂ボコリが入り、どうしても指先が黒く汚れてしまいます。爪の中まで汚れたときは落とすのが大変で、気分も下がりました。
古Tシャツはカットすると切れ端や繊維くずが落ち、ゴミを出してしまうことがプチストレス。ふいていると丸まってしまう生地も多くあり、それを何度も広げるのが面倒でした。
古靴下は普段の掃除で大活躍!
そこで、古布を大掃除で使うのをやめることに。とはいえ、捨てるようなもったいないことはしていません。大掃除を待たずにリユースやリサイクルする仕組みに変えました。
古靴下の使いみちは、室内のホコリ取りに変更。とくにクローゼットは、衣類から落ちる細かいホコリがたまりやすいので最適です。収納ケースやクローゼットの隅をふいても、砂ボコリと違って靴下の繊維にホコリがからむだけなので、指は汚れません。
古Tシャツは地域のリサイクル回収に出すことに。雑巾として生まれ変わるそうです。
どちらも、早めに掃除に使ったり回収に出すようにして、ストック場所をなくしました。