<T’sコミック大賞>等身大のむきだし全力青春音楽漫画『ふつうの軽音部』
『ふつうの軽音部』クワハリ/原作 出内テツオ/作画集英社刊 (1)~(4)巻
ちょっと渋めの邦楽ロックを愛する、新高校1年生・鳩野(はとの)ちひろ。憧れのエレキギターを買い、軽音部の門をたたき、なんとかバンドを組むが…。個性豊かな部員たちと繰り広げる、超青春音楽ドラマが開幕!
ふつうの軽音部1(ジャンプコミックス)
初めてのギターに、初めてのバンド結成、初めてのライブなど、周囲の人間関係に悩みながら主人公のはとっちが成長してゆくさまは、どことなく自分のミュージシャン人生とダブってしまい、なにやら懐かしい気分になりました。(ESSE2024年12月号より抜粋)
●2024年「継続は力」と改めて思った作品
2024年はTHE ALFEEデビュー50周年ということで多忙な1年でしたが、デビューしたての頃、50年後にこんな未来が待っていようとは想像だにしませんでした。
『ふつうの軽音部』は、バンドマンとしてありがちな悩みに共感したコミックです。自分も山あり谷ありのバンドライフでしたが、やはりバンドは続けることが大事。継続は力なんだとこのコミックで確信した次第です。