起業を通して感じた「自由の本質」
すべての画像を見る(全2枚)起業してからは、もちろん苦労もありました。収入がなかなか安定しない不安や、すべての決断を自分でくだす責任感。しかしそれ以上に、自分で時間や仕事をコントロールできる自由を手に入れたことは、なににも代えがたい喜びでした。
収入の範囲内で暮らすというのは、会社員時代と同じですが、自分でお金を生み出していけば、減ることよりも増やすことに意識が向くようになります。お金は自分でつくれるんだと分かったのは大きかったです。
自由とは、ただ好きなように生きることではなく、「選べる権利があること」だと感じています。たとえ厳しい状況でも、「どう行動するか」を自分で選べる。その感覚こそが、本当の自由なのだと思います。
もし今、みなさんが「このままでいいのだろうか?」と思っているなら、ぜひ一度、自分にとっての「自由とはなにか」を考えてみてください。そして、その自由を手に入れるために、できる小さな一歩を踏み出してみてください。自分の目の前に来ている波に乗ることで、未来はきっと変わるはずです。
私も50代からブログをコツコツと書き始め、今があります。だから、多くの人にとっても決して遅すぎることはありません。自由な働き方への道は、自分で選んだ瞬間から始まると思います。
中道あんさんの新刊『先細らない老後のために、50代のうちにすべきこと』(扶桑社刊)は、発売中。