後悔5:ファミリークローゼットの配置をミス!

Ⅰ型配置のウォークインクローゼット
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2階に設けたファミリークローゼットの広さは約3畳。片側の壁一面にハンガーパイプを設けています。

ファミリークローゼットのレイアウトは、ハンガーパイプの取りつけ位置によってⅠ型、Ⅱ型、コの字などがあります。そのなかから筆者は、Ⅰ型を選びました。片側にハンガーパイプを設け、もう一方にはラックや鏡を置いて、その場で着替えられるようにしたかったからです。

住んでみると、実際に家族が着替えるのは、おもに1階の洗面脱衣所。さらに、家族の衣類やものが想定していたより大幅に増えてしまい、Ⅰ型では収納しきれなくなってきました。

これならファミリークローゼットで着替えることを想定せず、収納メインでⅡ型やコの字型のレイアウトにすればよかったと後悔。

家づくり中は、理想の間取りをつめ込むことに必死になっていました。目の前の目的にこだわりすぎて、先の生活のことまで考えられていなかったのです。

「新居に住んだらメンテンナンスをちゃんとする」「収納はとりあえずあれば安心」など、その場しのぎの決断が、後悔を招いたのだと思います。

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