45歳にして「外で働こう!」と思った理由3つ
すべての画像を見る(全4枚)では、順調そうに見えるフリーランス7年目、しかも45歳の今、なぜ外で働こうと思ったのか? アルバイトという形を選んだ理由も含め、3つ紹介します。
●1:自分時間が「返ってきた」ときに焦りたくない
私が子どもにかけていた手はどんどん離れ、娘は習い事に行っている時間が増え、私の自分時間が増えました。これからさらに娘が成長すると、この自分時間がもっと増えることが容易に想像できたのです。
言葉のチョイスは悪いですが、子育てを始めたときに奪われてしまった自分時間を少しずつ手元に返してもらっている感覚を覚え始めました。
もっと自分時間が増えたときに、「はて、なにをしよう?」では遅いのではと思ったのが理由の1つ目。
●2:ほんの少しの収入の安定が、気持ちも安定させてくれる
フリーランスの仕事には波があり収入的にも不安定です。月末になると不安になったり、焦りを覚えて感情的にも不安定になることがあります。
もちろん夫がサラリーマンとして毎月安定した額を稼いできてはくれていますが、自分のやりたいことは自由に気兼ねなくやりたいと思っています。
決まったシフトで入るアルバイトをすることでその不安はなくなりました。
●3:45歳という年齢があと押しに
今は昔に比べると何歳になっても「働くこと」へのハードルが低くなっているとは思います(実際、私のアルバイト先では、下は19歳から上は60歳以上の方も働いています)。でも私的には自分自身の記憶力と体力の問題(自分の若い頃と比べてしまう)もあって、新しいことを始めるなら今がリミットかも! という焦りがあったのも事実です。
新しいことを覚えるのにも20代の頃より時間がかかるし、バイト後の体の疲労感を考えると私が踏み出した「今」は間違ってなかったのかもと思う毎日。
今までの自宅でのマイペースな働き方とのギャップもあって、バイトから帰ってきたらお昼寝が必須です。
アルバイトで世界がグンと広がった
アルバイトを始めようとした大きなきっかけは紹介した3つですが、新しい働き方を始めたことで、今まで話すこともなかった世代の人たちと話ができたり、一緒に働いたりすることはとてもいい刺激。今回が初アルバイトという学生さんから学ぶこともたくさんあり、年齢は関係ないんだなぁとあらためて気づかされ、それが逆にフリーランスの仕事に活かせることも多々感じています。
アルバイトを始めたことで、今まで閉ざしていた世界がぐんと広がったように感じています。
育児や介護などで暮らし方や働き方を「仕方なく」変えるのではなく、自分始動で働き方を変えたり新しい事にチャレンジしてみませんか。前向きな気持ちになれたり、新たな自分に出会えるかもしれません。