愛媛名物「芋炊き」
すべての画像を見る(全3枚)さて、わが町名物の芋炊きはどうでしょうか。鍋のフタをあけると…。
湯気のなかに見えてきました。お、お、おいしそうだよ~。
お芋さんたち、全然なかったとはいえ、でっかい鍋で立派に炊き炊きされて完成しました。
そのほかの材料は、鶏肉、ゴボウ、ニンジン、焼き豆腐、豆腐、コンニャク、キノコ、モヤシ…。
まずはよく洗った里芋を皮つきのまま蒸して、手で皮をむく。同時に、ほかの(モヤシ以外)材料をしょうゆ、みりん、酒で煮る。先にだしで昆布も入れています。ある程度煮込めたら、皮をむいた里芋を入れ、最後にモヤシを入れます。モヤシは水が出るのでここでもう一回味調整を。
みんな無言で食べる食べる。あっという間になくなった。それでは次はうどんを入れましょう! しめは、うどんを投入してくつくつ煮込んで。
ああ、おなかがほっかほかだ。このまま寝てしまいたいが、ライブに行くぞ! ごちそうさま。
お腹をこしらえる。腹ごしらえとは、まさにこのことだなと思う。野菜はなかなか思ったように育たないけれど、おいしいものをつくって食べて、失敗も笑って過ごせるようになりたいなあと思った秋でした。
高橋久美子さんの新刊『わたしの農継ぎ』(ミシマ社刊)が発売中。