米不足による食費の値上がりは落ち着きましたが、今でも負担は大きいまま。これからの季節は光熱費も気になるところです。そこで、節約についてブログで発信する、50代ミニマリストの本多めぐさんに「出費を抑える買い物」のコツを3つ伺いました。
すべての画像を見る(全4枚)1:プチプラ商品でも知名度の高いブランドを買う
結果的に出費を抑える買い物のコツ1つ目は、売るときのことを考えて「お金に換えやすいもの」を買うことです。みんなが知っている有名ブランドの品なら、手放すときに高く売ることができます。
服やバッグなどファッションアイテムは、フリマアプリでも中古ショップでも高く売れます。ヴィトンやグッチのようなハイブランドでなくとも、無印良品やユニクロのレベルでOK。広く知られているブランドなら、買い手も品物がわかって安心です。
私はユニクロや無印良品をよく買いますが、しばらく着てみてサイズが合わなかったり、イマイチ似合わなかった…という失敗があります。そんなときはフリマアプリで売れるので、「たまに失敗しても大丈夫」という安心感があります。
●電化製品も有名メーカーを選ぶ
また、電化製品ではiPhoneなどのアップル社製品、シャープやニトリなどの有名メーカー品を買うことで、手放すときにも高い値段がつきます。よくある例として、最新のiPhoneを買い、次のモデルが出たら高額下取りに出すことで、常に最新型を使う人がいます。それは中古iPhoneが高く売れるカラクリがあるので、次々と買い替えられるんですよね。手放すときにうまく換金できれば、結果として節約にもなります。つまり「価値のあるものを買って高く売る」のも賢い方法です。
2:新品ではなく中古品を買って大きな節約に
節約を意識して買い物をするときは、少しでも安いものを探します。複数のショップを比較し、いちばん安いお店で買う方法も。しかし新品はそもそも高いため、お得に買うには限界があります。そのときは「中古品」を視野に入れることを検討してみてください。1度人の手に渡っただけで、ものは各段に安くなります。
そのため、「よいものを安く買う」なら断然中古がおすすめ。以前から売買されていた中古車や中古住宅などにならって、日常の買い物でも取り入れてみてはどうでしょう。高額なものほどお得になる金額も大きいので、電化製品、家具、スマホ、ブランドのファッションアイテムなどを買う際は一度検討してみてください。
●粗悪品をうまく避けるコツは?
とはいえ、中古では状態が悪かったり不良品のリスクがあったりします。その対策ポイントは2つ。ひとつは「売り手の過去の評価をチェック」すること。もうひとつは「お店で保証つきの商品を買う」ことです。
まずメルカリなどの個人間の取引は、取引相手の過去のやり取りで高評価がついていれば、トラブルをかなりの確率で防ぐことができます。
次に、電化製品などの機械類はリスクを考え、個人ではなくお店で保証つきの商品を買います。壊れても保証してもらえるので安心です。実際、パソコンは中古で購入することにしており、先日も3年保証つきのPC本体を楽天で購入しました。そのおかげでお手頃な価格でパソコンを手に入れることができました。