4:「長すぎるTo Doリスト」をやめた
私はいつも、“To Do”リストをつくって、その日やることを順番に行っています。
昔は、「あれもやりたい、これもやらねば」と私のTo Doリストは長めで、がんばってもタスクはなかなか減っていきませんでした。それどころか、達成できなかったタスクが増えると、そのたびに自己嫌悪に陥り、ストレスを感じることも。そこで思い切って、To Doリストのタスクを絞ることにしました。
その日もっとも大事なタスクを3つだけ書き出すようにしたのです。その結果、目標を達成でき、充実感を得られるようになりました。リストが短くなることで気持ちが軽くなり、毎日の生活に余裕が生まれました。
5:「なんでもかんでも写真を撮る」をやめた
娘が幼稚園に入る年、初めてのデジタルカメラを手に入れました。デジカメは、写真を削除するのが簡単なので、フィルムカメラより気軽に写真を撮影。そして気がつけば、あらゆる場面でシャッターを押していました。
娘がかわいい盛りでしたし、どんどん大きくなっていくから、毎日、昨日とは少し違うと思って、娘の写真を撮りまくっていました。
「日本にいる母に写真を見せてあげたい」「思い出を残したい」という気持ちが先に立ち、目の前の瞬間よりも「記録する」ことに夢中になってしまったのです。
しかし、写真の数が増え、管理が大変でした。どんな写真を撮ったか、すぐにわかるように、サムネイルを印刷してみたこともあります。
写真整理に疲れた私は、写真を撮る回数を大幅に減らし、今、そのときを心に刻むようにしました。イベントがあったときは、最初に1枚だけ撮って、残りの時間帯はそのイベントを楽しみます。
記録を残すより、その瞬間を楽しむ方が心に残るものがあるし、なによりも写真の管理をしなくてすむので、ずっと生活がシンプルになりました。
以上、シンプルに暮らすために、私が手放した習慣を5つ紹介しました。ふだんやっていることは、そうするのが当たり前で、見直さないまま過ぎてしまいがち。でも、ほんの少し行動を変えるだけで、ストレスが少ない毎日になります。