入院が決まったら、民間の医療保険の手続きを!

老夫婦
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入院したり手術を受けたりすると、民間の医療保険と契約していれば給付を受けることができます。通常、保険請求できるのは手術後や退院後になりますが、入院や手術が決まったら保険の担当者へ連絡しておくのがいいでしょう。

保険会社に連絡すると、保険会社から請求に必要な書類の案内が届きます。診断書や申請書など、会社に指定された書類を送付します。たいていの保険には請求期限(3年など)があるので、早めに請求しておきましょう。

「医療保険の請求漏れがないよう、加入中の保障内容や保険期間などを把握しておくことが大切」と黒田先生は言います。

保険商品には、被保険者本人が手続きや請求の意思表示ができない場合に備えて、予め契約者が指定した代理人が請求できる「指定代理請求制度」があります。

また、最近は、契約内容の確認が必要なときに事前に登録された家族からの問い合わせにも答えられる「家族登録制度」を導入している場合も増えてきました。

みなさんのご両親がどんな保険に入っているのかも含めて、次に会うときまでに確認しておくといいでしょう。

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