寒い日に食べたくなるけんちん汁。料理研究家・大庭英子さん考案のレシピでは、サトイモ、大根、ニンジンなどの根菜をたっぷりと使っています。栄養満点で体にもうれしい一品です。

けんちん汁
具だくさんけんちん汁

サトイモ3個で根菜たっぷり!体にやさしい汁物

全身が温まる冬の定番メニュー。やさしい味つけで、朝ごはんにもおすすめです。

●けんちん汁

【材料(4人分)】

  • サトイモ 大3個(約300g)
  • 大根 150g
  • ニンジン 1/2本
  • シメジ 1袋
  • 木綿豆腐 1/2丁
  • ゴマ油 大さじ1
  • だし汁 4カップ
  • 塩 小さじ2/3
  • 水溶き片栗粉[片栗粉大さじ1 水大さじ1]
  • おろしショウガ 少し

【つくり方】

(1) サトイモは上下を切り落として縦に皮をむき、1.5cm角に切る。塩大さじ1(分量外)をまぶして手でもみ、洗ってヌメリを取り、水気をきる。

(2) 大根とニンジンは1cm角に切り、シメジは根元を切り落とし、半分の長さに切ってほぐす。豆腐は1cm角に切り、20分ほどおいて水きりする。

(3) 鍋にゴマ油を熱してサトイモ、大根、ニンジン、シメジを炒め、油がまわったら豆腐を加えて炒め合わせる。だし汁を加え、煮立ったら火を弱めてアクを取り、フタをして10分ほど煮、塩で調味して5分ほど煮る。水溶き片栗粉でとろみをつける。

(4) 器に盛り、ショウガを天盛りにする。

発売中の『シンプルに調理して無駄なく最後までおいしく食べる野菜のおかず』(扶桑社刊)には、大庭さんの手軽につくれる野菜のレシピが満載。普段使いの野菜を40素材取り上げ、無駄なくおいしくいただくためのレシピを紹介しています。

シンプルに調理して無駄なく最後までおいしく食べる野菜のおかず(別冊エッセ)

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