50代おひとりさま、朝食は毎日同じでもいいことにする
すべての画像を見る(全11枚)団地で自分らしくひとり暮らしをしているきんのさん(54歳)。仕事や家庭、プライベートと忙しい日々を過ごしています。とくに朝は時間がなくて慌ただしいうえに、更年期で体調もイマイチ。
以前は朝ごはんを「ちゃんとつくりたいのに、できない」ことを責めていましたが、そこそこの朝食でいいと考え方を変えたら、自己嫌悪することも減ったそうです。
朝つくらず、夜つくる。忙しい朝でも温めるだけでいい
そこで、慌ただしい朝の時間に調理するのはやめて、前日の夜に朝ごはんを準備。晩ごはんのおかずとみそ汁を少し多めにつくり、アレンジして朝ごはんにすることもよくあります。
これなら忙しい朝に包丁を使うこともなく生ゴミも出ません。温めるだけなので朝食準備は5分程度。一汁一菜が基本、漬けものや佃煮などを合わせたら立派な朝食になります。
「出すだけ副菜ボックス」を冷蔵庫に準備
きんのさんは家事ラクの一環として、冷蔵庫から出すだけの「副菜ボックス」を用意しました。
漬物や納豆、佃煮、ふりかけ、ヨーグルトなど火を通さなくても食べられる朝セットを冷蔵庫に準備しておきます。
出し入れの手間が減り、なにもおかずがないときでも、ご飯とみそ汁、副菜で朝ごはんが食べられます。
理想とは少し違っても
一汁三菜の食事は理想だけれど、ハードルが高くて無理だった、と語るきんのさん。しかし、できない自分を責めずにそこそこでいいと考え方や方法を変えてみたら、時間と心にゆとりが生まれたそうです。
ごはんをつくっている時間がないと悩んでいるなら、理想通りでなくても自分なりのそこそこごはんで、スムーズに1日をスタートさせてみてはいかがでしょうか。
※記事の初出は2024年3月。年齢も含め内容は執筆時の状況です。