壁と床は本来の素材感が魅力的

壁もなにかを飾ったり貼ったりするのをやめました。

だれか「カレンダーはどこに?」
私 「卓上式のシンプルなものにしました」
だれか 「ポスターや写真を貼ったり、絵も飾らない?」
私 「はい、ポストカードサイズのものをキャビネットに置いてます」
だれか 「じゃあ、小さい飾り棚を壁に取りつけるのとかは?」
私 「それも、やめときます」
だれか 「ミニマリスト志向なわけ?」
私 「そうじゃなくて、ない方が目がラクだから」

質問者を「だれか」にしたのは、特定の人相手ではなく、もしもそう聞かれたとしたらこう答えるだろうな、という想定問答なので。

実際には、初めてわが家に来た人には「中は意外に広いんですね」とか「すっきり片づいてますね」と言ってもらえるくらいで、壁になにかないことについての質問なんてされません。というか、よその家の壁とかそんなに気にもしていないでしょう。

でも、私は壁になにかあるのは気になる。ポスターやカレンダーなど、数字や文字が書いてあるものだとそのつど読んじゃうし、額がちょっとでも曲がっていると気になるし、背の小さいシニアの私にとって壁に取りつけた棚のホコリを掃除するのも面倒。

作品
すべての画像を見る(全3枚)

といいつつ、わが家の、とある一角にイラストレーターの夫の作品をいくつか飾っているのですが、じつは、壁のキズや汚れをごまかすために上から隠しているだけ。

床と壁をできるだけ本来の素材のままにしておくと、片づいているように見えますよ。そして、もしどうしても飾りたいものが出てきたときには、どうぞどこでもラクラクご自由にお使いください! こんな空間こそ、夢があると思いませんか。

70歳を越えたらやめたい100のこと』(アスコム刊)は、このほかにも70歳を越えた著書の、しがらみや、ものから解放されて人生をスッキリさせる生き方を楽しくするコツが提案されています。

やめると人生ラクになる 70歳を越えたらやめたい100のこと

やめると人生ラクになる 70歳を越えたらやめたい100のこと

Amazonで見る