暑いところから戻ったら冷たいものをいただく
私も、帰って自分の顔が真っ赤になっているなと思ったら、ほぼ冷水に近いぬるーいお風呂に浸かり、全身のほてりを冷まします。沸かした麦茶のやかんを水に漬けて冷ますのと似ています。そして経口補水液を飲み、キュウリやスイカなど、体を内側から冷やしてくれる野菜を食べる。すると体内にこもっていた熱がサーッと引いていくのを感じる。こんな状態のときに熱々のお風呂に入るのはキケンです。
さあて、かき氷しようか！ 春につくっておいた、ヤマモモやレモンのシロップをかけてかき氷を食べると、おいしいー！！！ 体に染み渡り、生き返る。時計を見て驚く。だってまた9時半だもの。早起きは三文の徳ですねえ。
少し昼寝をして、執筆の仕事をして、また夕方から畑へ。こうやって一日一日、体を労りながら夏の畑とうまく付き合っている。
本連載をまとめた『暮らしっく』（扶桑社刊）も発売中。
