電力会社の比較や使用時間の見直しは、電気代節約の王道。ただし、時代とともに見直し時のポイントが変化している場合も。「少し前に見直したから大丈夫」と安心していると、後々大きく響いてしまうかも…。電気とガスの簡単比較サイト「エネチェンジ」に所属する武蔵英介さんに最新の電気代の見直し術を聞きました。

伝票
電気代の見直しは節約の基本!(※画像はイメージです)

電力会社を見直すときはキャンペーンや算定方式など総合的に判断

ライフスタイルに合った電力会社を選んで乗り換えれば、毎月の電気代が安くなることも。ただし、電力会社を選ぶときは注意が必要です。電力会社によって電気代の算定方法が異なる場合があるため、電力の料金単価だけで比較することは避けて。キャンペーンを含め、総合的に判断を。比較サイトを利用してシミュレーションするのがおすすめです。

昼間に電気代が安くなるプランが続々登場。電気の使い方を考えて

電気の一般的なプランは、時間によって料金が変動しない定料金制ですが、以前は夜間の電力が余りやすく、夜間の電気代が安くなるプランも多くありました。ところが、最近では太陽光発電が普及したため、昼間の電気が余りやすい傾向に。昼間に電気代が安くなるプランが増えているので、オール電化の場合などは要チェック。電気を使う時間帯を見直せば、電気代を安く抑えられることも。

節電に応じてポイントが還元される節電プログラムがおトク

夏の間、電力会社によって節電するポイントをもらえるプログラムなどを実施。事前に登録しておくだけで「たまたま昼間外出していて電気を使わなかった」といったケースでもポイントがもらえることがあるので、利用している電力会社の情報を見逃さないようにしましょう。