共働き世帯なら、夫婦それぞれにワークスペースがある間取りだと便利。3年前にハウスメーカーで家を建てたライターは、リビングに面した階段の下に、自分専用のワークスペースをつくりました。収納が充実して仕事がしやすいだけでなく、すき間時間に家事をするアクセスも抜群。座ったままで、子どものプリントまで確認できる仕組みにして、満足しています。
すべての画像を見る(全13枚)以前の家では在宅勤務用のスペースがなくストレス
夫と3人の子ども(中学生2人、小学生1人)の5人で暮らしている筆者。フルタイムのシステムエンジニアとして働いています。コロナ禍で夫婦そろってフル在宅勤務がスタートしたのをきっかけに、3年前にマンションから注文住宅に引っ越しました。
それまで住んでいたのは、4LDKの分譲マンション。夫は主寝室に自分の机があったので、そこで仕事をしていました。でも、筆者は自分の机も部屋もありません。
そのため、毎朝、収納スペースからノートパソコンとモニター、マウスをダイニングテーブルに持ってきて、パソコンとモニターをつないで、それぞれ電源ケーブルをコンセントに挿して…と仕事環境をセッティング。
8時間の仕事が終わると、あわてて片づけ、急いで晩ご飯の準備をスタート。残業があるときは、ダイニングテーブルの半分のスペースでご飯を食べていました。
自分のワークスペースを確保するために引っ越し
家づくりでは、夫婦それぞれのワークスペースをつくることが必須条件。約半年間、在宅勤務を続けて出てきた筆者としては、以下のことを実現したいと考えました。
・ノートパソコンとモニターを出しっぱなしにしたい
・スマホやイヤホンの充電もしたい
・半個室
・仕事用バッグの場所も確保
・仕事以外のものも置きたい
これらの希望をかなえる場所として選んだのが、LDKに面した階段の下のスペースです。
面倒くさがりやの筆者が、座ったままで必要なものにすぐ手が届く、快適なワークスペースができました。さっそく紹介していきましょう。