思い出の品は2パターンに分類して考える

思い出の品
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ものが捨てられない人の特徴、3つ目は「思い出グッズが多い」ことです。子どもの作品や映画や観光時のチケットなど、自分にとって思い入れのあるものはなかなか捨てられないですよね。

そんなときは、「絶対残したいもの」「捨てたいけど捨てる勇気が出ないもの」の2パターンで考えてみましょう。

●絶対に残したいものは、スケッチブックに貼って保存

子どもの作品

私も、子どもの作品はなかなか捨てられません。なので、よくできたなあと思うものは切り抜いてスケッチブックに貼っています。切り抜くことでかさが減りますし、成長が見えて楽しいですよ。折り紙作品も貼れます。

チケット類はすぐに捨てるタイプなのですが、とっておくなら「楽しむログノート」をつくります。日付を書き、チケットを貼るだけ。空いた部分に感想を書いたり、シールで埋めたり。すぐにデコる時間がなくても、日付とチケットがあればあとで思い出しやすいですよね。

このように「意味のあるもの」につくり変えることで、捨てない理由になります。「コンパクト」「統一感」もポイント。見た目や大きさが違うと散らかった印象になるので、思い出の品を貼るノートやスケッチブックは、同じものにするのがおすすめです。

●まだ捨てる勇気が出ないものは「捨て待ちボックス」へ

捨て待ち

私の息子は、よく同じ折り紙を大量生産します。それらもスケッチブック1ページ分までは貼りますが、すべてを貼っていくとキリがない…。そこでわが家では、「ゴミ袋をセットした捨て待ちボックス」を活用しています。

「捨てられないものは箱に1年寝かせる」とよく聞きますよね。それをベースにした方法なのですが、大きなポイントとして、ゴミ袋を箱にセットしておきます。なお、わが家では高い場所に置いているため、箱ではなく100円ショップやスリーコインズなどで買えるクリアバッグを活用しています。

ここに「今は捨てられない」と思う作品を入れます。いっぱいになったら袋ごと取り出して処分します。「時間が経っている」「捨てるときに作品そのものを見なくていい」というのが重要。こうすることで、自分も子どももイヤな気持ちにならずに捨てられるんです。住んでいる地域にもよりますが、ゴミ袋の指定がなければ、中身が見えない黒いゴミ袋がおすすめです。

ただ生活しているだけで、どんどんものは増えていきます。今回ご紹介した方法が、不要なものを手放し、思い出のものを効率よく保存するお手伝いになればうれしいです。