3:火を使う調理を減らしてレンジに頼っていい
夏はキッチンで火を使う家事を減らしたいので、できるだけ電子レンジ調理を取り入れています。冷凍の細うどんをレンジ加熱してから氷水でしめてそうめんのつゆで食べたり、旬のナスをレンジ加熱して煮びたしにしたり、葉野菜をレンジ加熱して即席のみそ汁にたしたりということもよくしています。
夏は生野菜がおいしい季節ですが、量をたくさん摂るのもかねて、千切りキャベツや切り分けたブロッコリーなどもレンジ加熱してたっぷり食べています。冷凍のカット野菜も利用しますが、最近はスーパーで売っている野菜の価格が安定してきたので、使いやすくなりました。
たとえば下記のような簡単な調理です。
すべての画像を見る(全5枚)千切りキャベツとブロッコリー(これで大人三人分です)を乗せたお皿に、大さじ一杯の水をふりかけます。
お皿をラップで包んで、そのままレンジへ。600Wで3分セット。これでまだ野菜がかたいと思ったら、様子を見ながら加熱時間をプラスしています。
加熱した温野菜を3人分にわけ、冷凍ハンバーグもレンジ加熱して乗せたら完了。野菜のかさが減り、ほどよく柔らかくなるため、義母も食べやすいと言ってくれました。
自分なりに不得意なことは変えていけばいい
私の場合は、45歳で発病した関節リウマチの影響で、指と手首が使いづらいため、家事全般がやりづらいです。中でもつらいのが、指先に力を入れる動作なので、その回数を減らしたり頻度を低くしたりできないかを試してきました。また、40代より50代、50代より60代と、体力も落ちてきたので、もっとラクにできないかを考えている最中です。
このように、家事といっても人それぞれ向き合い方が違うはずです。得意不得意、好き嫌いもあると思うので、まずは不得意なことや嫌いなことに着目して、やめたり変えたりできないか考えてみるのはいかがでしょうか。夏はとくに消耗しやすいので、試す価値はあると思います。
労力が少なくなるようにすることと、時間を短縮できるようにすることで、家事はラクになっていきます。そのぶん費用がかさむ場合もありますが、完璧を求めずメリハリをつければ割りきれると思っています。
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