魚焼きグリルではなくオーブンのつくコンロ
すべての画像を見る(全4枚)アメリカのキッチンではコンロとオーブンの一体型が当たり前です。日本では魚焼きグリルやキャビネットがつくコンロ下に、オーブンがどーんと鎮座します。
最初は使い方がよくわからず、クッキーやケーキなどのお菓子づくりが趣味なわけでもないのでもて余していたのですが、前述の放ったらかし料理に活路を見出しました(笑)。今では野菜や魚、肉のグリルに重宝しています。
パットに食材を並べ、塩・コショウ、オイルを振りかけて、あとは15~25分ほどオーブンに入れておくだけで完成! 中は上下左右、広々としているので、複数の食材の同時調理も可能です。
セルフクリーニング機能があり、掃除の手間が省けるのもうれしい限り。最新型なら空焼きだけでなく、水を入れてスチームで洗うオプションもあります。
ゴミの分別はアバウト、でも合理的?
日本では細かいゴミの分別も負担でした。シアトルでは、ゴミの分別は大きく3種類、一般ゴミ、資源ゴミ、庭ゴミのみ。それぞれ家庭や施設ごとに専用のゴミ箱があり、道路脇に出しておくと決まった曜日に回収してもらえます。
資源ゴミは、金属類、ガラス容器、プラスチック、ダンボール、一般紙類をまとめて入れてOK。分別は回収後に専用施設で行われます。庭ゴミは「コンポスト」ゴミとも呼ばれ、集めて堆肥に。生ゴミ全般、紙類の一部も入れられます。資源ゴミにも庭ゴミにもできないその他が一般ゴミの扱いになります。
回収用のゴミ箱が家庭ごとにあると、においの出そうな生ゴミもすぐに捨てに行けるので便利。ちょっとしたことかもしれませんが、早朝のゴミ捨て準備の負担がないというのは、かなり楽ちんです。
キッチン内にゴミをためておく必要がないため、置き場所も取りません。アメリカでは、ゴミ箱をキッチンキャビネットに収納するのが一般的なので、見た目もスッキリ。
もちろん、日米それぞれの文化の違い、と言えばそれまでなのですが、時短のために真似できそうなことはいろいろありそうです。ぜひ、リノベーション等の参考にどうぞ!