個室とLDKを結ぶ廊下をウォークスルークローゼットに

廊下に面したウォークスルークローゼット
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ウォークスルークローゼットの位置は、リビングと寝室や子ども部屋をつなぐ動線上(廊下)にあります。広さは約2.5畳、コの字にハンガーパイプを設置しました。

ウォークスルークローゼットの位置

垂れ壁で視覚的に廊下と境目を、意識できるようにしています。

小さな収納スペース

また、廊下をはさんで反対側にも、小さな収納スペースをつくっています。

家族分のチェスト

ウォークスルークローゼットには現状、おそろいのチェストを家族4人分(4個)置き、下着を含むそれぞれの衣類を仕分けしています。

現状はこの形ですが、やがて子どもが巣立ったり、大きな収納物が発生したりすることもあるでしょう。こうした変化に柔軟に対応できるよう、設備はあえてつくり込んでいません。

ちなみに家事室(ランドリールーム)からの動線は、ほかの部屋を経由しません。そのおかげか、引っ越し以来、リビングに洗濯物が散乱したことがありません。

間取りの工夫だけで、すっきりしたリビングを実感できています。これはいちばんうれしいポイント。衣類を持ち込まないせいか、ホコリ汚れもほかの部屋より少なく感じます。

また、ウォークスルークローゼットが、寝室から近い場所にあることも正解でした。わざわざ寝室に上着や翌日の衣類などを、準備しておく必要もありません。衣類を1か所で管理しているため、行方不明(?)も減りました。