個室とLDKを結ぶ廊下をウォークスルークローゼットに
すべての画像を見る(全11枚)ウォークスルークローゼットの位置は、リビングと寝室や子ども部屋をつなぐ動線上(廊下)にあります。広さは約2.5畳、コの字にハンガーパイプを設置しました。
垂れ壁で視覚的に廊下と境目を、意識できるようにしています。
また、廊下をはさんで反対側にも、小さな収納スペースをつくっています。
ウォークスルークローゼットには現状、おそろいのチェストを家族4人分(4個)置き、下着を含むそれぞれの衣類を仕分けしています。
現状はこの形ですが、やがて子どもが巣立ったり、大きな収納物が発生したりすることもあるでしょう。こうした変化に柔軟に対応できるよう、設備はあえてつくり込んでいません。
ちなみに家事室(ランドリールーム)からの動線は、ほかの部屋を経由しません。そのおかげか、引っ越し以来、リビングに洗濯物が散乱したことがありません。
間取りの工夫だけで、すっきりしたリビングを実感できています。これはいちばんうれしいポイント。衣類を持ち込まないせいか、ホコリ汚れもほかの部屋より少なく感じます。
また、ウォークスルークローゼットが、寝室から近い場所にあることも正解でした。わざわざ寝室に上着や翌日の衣類などを、準備しておく必要もありません。衣類を1か所で管理しているため、行方不明(?)も減りました。