寝室の掃除法

マットレスに本をはさむ
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清潔な寝具を保つなら、カビとにおいの対策は知っておきたいところ。ここでは、マットレス・枕・布団の、梅雨どきカビ・におい対策を紹介します。

●【マットレス】Q:洗えないマットレスのお手入れ方法は?

【高橋さんからのアドバイス】本などをはさんで風を通して

マットレスの片側を持ち上げて本などをはさみ、しばらくそのまま浮かせて風を通しましょう。

「梅雨時季は週1回を目安に行って。マットレスの湿気が逃げ、カビやにおい防止になります」

●【枕】Q:枕のにおい対処法は?

【高橋さんからのアドバイス】枕にこびりついたにおいには重曹を

カバーは少なくとも週1回の頻度で交換を。

「枕本体が洗えない場合、重曹をふりかけてから、布団用ノズルをつけた掃除機で吸い取って。ただし、イグサなどの自然素材には重曹を使わないように」

●【布団】Q:汗を吸った布団はたたいて干せばOK?

かけ布団とマットレスの湿気を取る

【高橋さんからのアドバイス】たたくのはNG! 素材別のお手入れを

強くたたいてしまうと、中綿や生地がちぎれてしまうので注意。

「まず掃除機でほこりやダニを吸ってから、干して湿気を飛ばします。羽毛はカバーをしたまま陰干し、綿は天日干しに」

●かけ布団とマットレスは重ねずに湿気を逃がして

起床後もかけ布団とマットレスを重ねたままにしておくと、湿気がこもってしまうのでNG。

「起きてしばらくは、かけ布団を二つ折りにして放置して。天気がいい日は風通しのよい場所に干し、湿気を逃しましょう」

 

※ 塩素系漂白剤など「混ぜるな危険」の表示がある場合は、酸やクエン酸などの酸性のものと混ざると有毒ガスが発生します。混ぜるのはもちろん酸性洗剤の直後に使うのも避けてください。塩素系や酸素系の漂白剤を使うときは表示に従い、必ずゴム手袋をはめ、換気扇を回しましょう。また、特集内で紹介している洗剤のなかには、建材や設備機器、家具によっては使用できないものが含まれている場合があります。建材や設備機器の取り扱い説明書、また洗剤の注意書きを確認してから使用してください。各種洗剤を使用する際はゴム手袋を、目より高い位置で塩素系漂白剤を使用する際はゴーグルを着用してください。