気づけば昼時。当然おなかもすくもので…

そうこうしているうちに昼時に。おなかがいい感じに減って参りました。さ、そろそろいい頃合いでしょう。お待ちかねのウニを頂くお時間です。

二条市場には新鮮な魚介を丼などで頂くことのできる食堂も軒を連ねており、色とりどりの幟旗(のぼり)が私を誘う。マグロ、カニ、さまざまなおいしそうな単語が旗に踊っているが、私の心は決まっているのだ。

そう、ひと際存在感を放つ「新鮮、ウニ丼」…の文字。迷わず暖簾をくぐった。

人気の店らしく、店内はほぼ満席。相席でご家族連れの向かいへ案内され、ウニ丼を注文。すると店員さん「今日はサービスでイクラを無料でトッピングできますが、いかがなさいますか?」とのこと。

断る理由が見つからない。「ぜひ」と、短くも強い意志で返答する。

ウニいくら丼
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程なく“ウニイクラ丼”と化したウニ丼が私の目の前に運ばれて来た。眩(まぶ)しい。眩しすぎる。ウニのオレンジが眩しく、いくらの光沢も眩しい。気を失いそうだ。

かろうじて正気を保っているうちに、まずはなにもつけずに…震えるスプーンでそっとウニをすくい、口へと運ぶ。そして、ウニを舌の上で転がす。

プルルン。あぁ、海の香りと甘さが口中で弾ける。これが最盛期の本場で頂く、新鮮なウニの爆発力なのか。

あまりのおいしさゆえに…

関さん

…不覚にもここから先は記憶にない。あまりの幸福感に食べながら気を失ってしまったらしい(実際に気を失ったわけではありません)。

と、いうことで、翌日もスープカレーに札幌みそラーメンと十二分に北海道の味覚を堪能し、旅行気分を満喫した関智一なのでした。いや、仕事はちゃんとやりましたよ。念のため。

ちなみにこの文章を書いているのは名古屋から帰りの新幹線。名古屋ではみそトンカツをペロリと平らげ、こちらもハッピーでございました。さて次はどこのグルメを味わえるのか、楽しみ、楽しみ。

☆今月の関智通信☆

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